薬剤師の首都圏での需要と供給に関してはある程度解消されたものと思いますが、地方ではまだまだ薬剤師不足は深刻です。
都会と地方で異なる薬剤師の需要と供給のバランスの相違の根本原因は、薬学部が4年生から6年制に移行する過程で起きたものだけではなく、地方ではどうもそのような一過性で済む問題ではないと言えます。
日本では医薬分業が進んで、もはや病院内で処方すると言うような病院は少数になっています。
それに、薬学部の卒業生全体では3割程度が調剤薬局に勤務しますが、その他の卒業生はいろいろな選択肢ができる様になって、ドラッグストアや学校、病院、それに最近人気の薬品会社の新薬開発に携わる部門に就職するといったように、卒業生にとってはいろいろな選択肢があるのです。
わざわざ田舎に帰って、あまり気に入らない職種に勤めるよりも大都会で好きな職種に努めたい、といったようなことも、地方と首都圏での薬剤師の需要と供給のバランスが相違している点ではないでしょうか。
若い時はどうしても大都会が好きなのですが、家庭を持って子供を育てる時になって大都市で子供を育てる大変さが分かってきます。
そんな時、田舎で生活することも悪くはないのではないでしょうか。
子育てはもちろん、生活する上でもメリットは多いし、例えば沖縄で薬剤師をしようと思ったら、首都圏にいるよりも条件は良いのでは無いでしょうか。
沖縄県は医薬分業が進んでいるランキングでは全国第7位で、処方箋40枚に一人の薬剤師をつけなければならない法律があるので、比較的好条件での就職や転職が可能です。
薬剤師求人の需要と供給から見たら、明らかに供給不足です。
自分が望む条件をクリアすることは可能なので、もちろん実力が無ければ好条件と言ってもすぐに金メッキがはがれてしまいますが、自分の条件を主張できる環境にはあると言えます。
沖縄の青い海と空のもとで、自然環境に恵まれて高給を取って子供を育てると言うことが出来るのです。